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横浜の家系ラーメン「全店制覇への道」家系家系図を作ろう
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みんなのキニナル

    南区六ツ川2丁目の創価学会横浜南文化会館あたりに昔バッティングセンターがあったと聞きました、どこにも情報がありませんのでぜひ調べてほしいです!

    たっちゃんちゃんさん

    港南区日野3丁目と4丁目の境目(日野3-3付近)に車道の真ん中に電柱が立っています。なぜ邪魔な車道の真ん中にあるのか?端に移動させたりしないのか事故は起きていないのか気になります。

    ねこみくさん

    上大岡の赤い風船(アカフー)の名前の由来や歴史を知りたい!

    たっくまんさん

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教えて○○さん!

2016/02/19

【特別公開】豪華絢爛な世界!ホテルニューグランドの「本物のダンスパーティー」

横浜にはかつて多くのダンスホールがあり、はまれぽで元町「クリフサイド」の歴史と今をお伝えした。

実は日本で初めて「ダンスホール」ができたのは1918(大正7)年、横浜市鶴見区にあった「花月園遊園地」。
 


谷崎潤一郎氏の『痴人の愛』の舞台。「ナオミ」のモデルになった女性も来たとか
 

横浜とダンスのゆかりは深い。平成に入り、ネット上で「親友」や「恋人」ができるという時世になったが、今でも大人たちを宝石のように輝かせる「社交ダンス」の場がある。今回はその歴史をまとった「普段の生活では知りえない世界」を紹介したい。
   


「ホテルニューグランド」のダンスパーティー

社交ダンスはクラブに入っていたりや教室に通っていたりしなければできない、というイメージが強いが、ホテルニューグランドのパーティーは初心者やパートナーがいなくても、気軽に参加できる。
  


横浜の歴史を語るうえでははずせないホテルニューグランド(提供:ホテルニューグランド)
 

ここで年4回行われているダンスパーティー。参加者以外は入れない特別な空間に、編集部が密着取材をさせていただけることに。

一体どんな様子なのだろうか。ドキドキしながら会場へ。
 


華が舞う

取材日は2月8日、真冬の寒さ厳しいなか、背中を丸め会場へ向かうと、まず目に飛び込んだのは華やかなドレスをまとった女性たち。会場はホテルニューグランド本館2階、歴史ある「レインボールーム」だ。
 


「華麗なるステップ・・・!」
 

会場に入ると、皆、本当にバンドの生演奏に軽やかなステップを踏んでいた
  

今回取材に対応してくださったホテルニューグランドの柳原さんによると、パーティーは正午から午後4時10分までの4時間強、とたっぷり楽しめる模様。かなり人気らしく、毎回100人分あまりの参加枠はあっという間にうまってしまうそう。

参加者の平均年齢は60~70代が中心とのことだが、それを全く感じさせない。非常に、足元が軽やかなのだ。
  


『パイレーツオブカリビアン』の劇中歌などポップな楽曲も演奏
 

この「レインボールーム」では1927(昭和2)年のホテル開業時から伝統的にダンスパーティーが行われてきた。その栄華は開業から89年経った今でも変わらず。19人のリボンちゃん(男性のリード役)も笑顔で来場者を迎え入れる。会場に華をそえる参加者に話を伺った。
 


リボンちゃん、根岸さんはダンス歴40年以上
 

「ここはね、伝統のある素晴らしい場所でしょう。それに、生演奏だから心に響く音楽があって、自然と体が軽やかになる。いいですよね」、そう顔をほころばせた。根岸さんは御年65歳を超えるが、長身のすらりとした体をピッと伸ばし、非常にダンディだった。
 


そして6年以上このダンスパーティーに足をはこぶ伊藤さんもまぶしい
 

「ここでは、よそにない“レインボールーム”のクラシックな雰囲気が味わえるのが最大の魅力。あのね、女性に生まれたら、社交ダンスをやらないと損よ。なんでって、年齢を重ねたって、いくらでも若くいられるからよ。青春時代がもどってくるみたい。ここに来たら、実年齢マイナス20歳よ!」

伊藤さんは普段からダンスレッスンの先生をやっているそうだが、ここに来て男性にリードをされながら踊ると「自分が女性だ」と実感でき、より女性らしくいられるそうだ。筆者も女のはしくれとして、そのような思いができるよう、ダンスを始めたいと思ってしまったほど、伊藤さんはきれいで美しかった。
  


絢爛な風景
 

ここニューグランドのレインボールームで開催されるダンスパーティーは参加費1万7000円を支払えば、ダンスだけではなく、食事も楽しめる。

普段、ダンスレッスンに通っているという方は「ここではずっと踊っていられるし、肩に力を入れず上手い下手を気にせず初心者でも参加できるのよ。誰もが主役として踊れるし、楽しくて楽しくて仕方がないワ!」とおっしゃっていた。

食事・・・ホテルニューグランドははまれぽでも記事にしてきたように、一流のシェフがいる「何を食べても絶品のホテル」。これはどんなものか・・・見せていただくしかない!
 


ダンスのあと

正午から午後1時までダンスをしたあと、参加者たちはランチタイムに。このダンスパーティーで提供されるメニューは普段ホテルにあるものではなく、このパーティーのためだけに作られたものなのだそう。
 


参加者の多くが口にしていた「楽しみな料理」
 

「レインボールーム」の隣、「フェニックスルーム」でいただく
 

豪華絢爛なセットにため息が出る。さて、今回いただける料理の説明を平井シェフから伺う。これが・・・もう「ちょっとしたホテルの食事」だと思っていたら、大間違い。びっくりの連続だった。
 


平井シェフ、よろしくお願いします
 

器も美しいランチコース
 

まずは前菜。
 


サーモントラウトのスモーク レフォールクリーム風味
 

付け合わせの野菜はセルフィーユなど10種類のハーブが中心。ダンスパーティーのあとの食事、ということで、コンセプトは「ヘルシーだけどエレガンスで華やかなもの」にしたそう。「ピンクロッサ」というフリルレタスを使用したり、サーモンを花の形に盛り付けたりしているのも華やかさの演出のひとつだ。
 


ジャガイモのポタージュにも鮮やかな彩りが施されている
 

メインの米国産フィレ肉のステーキ モリーユソース
 

牛フィレに使用されている「モリーユソース」はトリュフとも並ぶほど高級食材で、香りもあるキノコのこと。ソースの香り高さだけではなく、付け合わせの芽キャベツも女性のドレスのフリルがなびく様子を再現しているのだとか。なんとも・・・ジェントルマンな計らい・・・!
 


デザートのチョコレートタルト、アイスクリーム添え
 

バトンタッチし、パティシエの熊倉さんから説明をいただく。これは「イングランドのクリーム」という意味の「アングレーズソース」というカスタードクリームがかかったチョコレートケーキ。ふわふわの生チョコムースの上に濃厚なチョコレートでコーティングされた何層も楽しめる逸品だ。

食事をしたあと、参加者はさらにひと踊り。
 


舞踊と音楽と笑顔とが一体に
  

4時間ほどの時間を堪能し「また次回を楽しみに」家路につく。
 
横浜における、ダンス文化はまだまだ、健在だ。
 
―終わり―


次回は2016年3月1日(火)午前10時からチケット予約・発売開始
開催日は5月16日(月)
http://www.hotel-newgrand.co.jp/event/0516/
  

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