検索ボタン

検索

横浜のキニナル情報が見つかる! はまれぽ.com

  • はまれぽ.com無料掲載について

ココがキニナル!

横須賀の防衛大学校。訓練として、遠泳、実弾射撃などもやってるそうで、普通の「大学」とは別世界な印象。実態が分からないので、ぜひ取材を(タロー先生さん)

はまれぽ調査結果!

幹部自衛官を養成するための防大。授業は将来、自衛官になったときに必要な講義や訓練が課せられる。目的意識を持った学生たちが多い

  • LINE
  • はてな

2017年08月08日

ライター:やまだ ひさえ

前編は防大の歴史と防大ツアーの様子を、中編は学生生活を中心にご紹介。そして後編の今回は、防大独自のカリキュラムである「訓練課程」と「儀仗隊」というクラブ活動を紹介する。

横須賀市にある防大は、日本でただ一つの幹部自衛官を育成するための大学教育機関だ。
 


幹部自衛官育成のために必要な技術や指導力を養う
 



訓練に潜入!

防大独得のカリキュラム「訓練課程」は、全学生の必須である。全員が同じ訓練を行う「共通訓練」と、2学年以降陸・海・空の要員に振り分けられたのちに行われる「専門訓練」の2つがある。

さらに訓練は毎週2時間ほどの「課程訓練」と、1週間や1ヶ月といった単位で集中して行う「定期訓練」がある。訓練課訓練係長である桜井3等陸佐に訓練の案内をしてもらった。
 


防大卒業後、陸上自衛官を任官。部隊勤務を経て防大に勤務
 

桜井3佐が着用している緑ベースの迷彩服は陸自用のもの。このカラーリングは一般の人にも馴染み深いが、実は、海自用、空自のものもある。
 


海自はブルーがベース
 

空自はグレーがベースだ
 

「迷彩服は、所属する国の地形や植物に合わせて色が決められています。日本の陸自の場合、日本の植生や土質などに適したデザインになっています」と桜井3佐。

まさかそこまで考えられているとはと驚いたが、案内された2学年の陸自要員の戦闘訓練の現場で、迷彩色の性能の高さを実感した。
 


ここは地雷原という想定
 

右から3番目の学生を囲むように設置されている2つの黒い目印は、地雷を撤去して通行可能な経路。訓練は、この狭い区間を走り抜けて敵を制圧するという想定。

訓練は2コ班に分かれて行われる。実は、上の画像では突撃する班が伏せの状態でかくれているのだが、遠くからでは分からない。
 


上の写真には3人の学生が伏せている
 

迷彩柄効果でしっかり草の中に同化している
 

地雷を撤去した場所を迷うことなく走り抜けて行く
 

敵の基地の制圧が最終目標だ
 

敵基地に想定されているのは、第二次世界大戦中、旧日本軍が監視所として使っていた建物。東京湾要塞地帯の一画を占めていた防大周辺には、このような遺構が数多くある。
 


地雷原を抜けた段階で全員で一斉射撃を行う
 

この間、敵基地を制圧するために発砲しているという想定。この訓練では実弾や空包を使わないため、各自が「パンパン」という声を出していた。
 


再度、突撃
 

見事、制圧
 

顔も迷彩仕様だ
 

帰り道、1学年の行進訓練を見ることができた
 

1学年にとって入校して初めての行進訓練。小銃、背(はい)のう、水筒、着衣や弾帯とよばれるベルト状のものをを合わせると20kgにもなる装備を付け、10km歩き続ける。
 


フル装備で校内をひたすら歩く
 

背のうに入っているのは、携帯用スコップ、雨衣(あまい)、飲み物、携行食、飯盒(はんごう・2合炊き)、着衣など。実践での徒歩による行軍は夜間に行われることが多いため、背のうも暗闇の中で使うことを考え、きれいに、全体のバランスを考慮して詰めなければならない。
 


背のうだけで10kg近い重さになる
 

2学年になると、夏に本格的な行進訓練が行われる。歩く距離も30kmと延びるし、装備全体の重さも20kg以上になる。
 


行進訓練中の1学年の横を、戦闘訓練を終えた2学年が駆け抜けていく
 

防大では「3歩以上進むときは駆け足」という暗黙のルールがあり、のんびり歩いて移動、などということはない。

行進訓練のゴールは学生舎前だ。
 


10㎞制覇! まもなくゴール
 

すぐに整列し、点呼と装備の点検を行う
 

女子学生も20㎏の装備をつけ、10㎞歩ききった
 


携行していた小銃の点検
 

装備品の点検は2人1組で行う
 

10km歩き終えた後、なんとランニング
 

体力だけでは計り知れない精神力の強さを感じた光景だった。

防大では、航空自衛隊要員の訓練も行われている。
 


かつて訓練に使われていた航空機が展示されている
 

航空自衛隊の任務と聞くと航空機の操縦を思い浮かべるが、それだけではない。機体の整備、通信機器や情報システム、管制の技術など多岐に渡る。

全ての要因がそろって初めて航空機が空を飛べるのだ。


陸・空だけでなく海の訓練も・・・キニナル続きは次のページ≫
 

  • LINE
  • はてな

おすすめ記事

ずらあ~っと並んだちょっと怖い横須賀の稲荷神社とは?

横須賀の米軍施設を影で支える企業があった!? 日本の安全をメンテナンスする「ニッカイ」

  • PR

防衛大学校を徹底取材!~学校の歴史と防大ツアー編~

地域と共に発展を目指す! 確かな施工に定評がある「株式会社安藤建設」

  • PR

防衛大学校を徹底取材!  ~学生生活とカリキュラム編~

横浜中華街で横浜のソウルフード「ブタまん」を提供する創業明治27年の老舗・ブタまんの「江戸清」

  • PR

金沢区の海洋研究開発機構に、世界トップレベルのスーパーコンピューターがある!?

職人の味を気軽に味わう! お祝いにも、いつもよりちょっと特別な時も、みんなで行きたい「松葉寿し」

  • PR

新着記事

東横線廃線跡に現れた謎の「R16」!これは一体なに?

    • 面白かった73
    • 面白くなかった9
    • コメント0
  • 2018年12月15日

家系ラーメン家系図大幅更新!【編集部厳選】

    • 面白かった14
    • 面白くなかった3
    • コメント0
  • 2018年12月16日
横浜・神奈川のお出かけ情報
はまれぽ.com無料掲載について

はまれぽ編集部のイチオシ

横浜発の捺染(なっせん)から生まれた、自分を励ます素敵なアイテム。大切な人へのギフトとしてもぜひ!

  • PR

人に馴染み、家族に寄り添うオリジナル無垢材オーダー家具と空間演出なら「3rd 東戸塚店」

  • PR

駅前なので通院に便利! 明るい雰囲気で小さな子どもからお年寄りまで、誰もが気軽に受診しやすい歯科医院

  • PR

横浜を愛し、横浜を作り、横浜を育む、横浜型地域貢献企業認定の建築事務所「有限会社安田建築事務所」

  • PR

自分が暮らす空間だから自分が暮らしやすい、暮らしたい部屋をつくりたい。そんな思いを実現する「3rd」

  • PR

【動画あり】メルセデスAMGなど新型車両をはじめ13台展示のショールーム。横浜中華街から歩いてすぐ!

  • PR

憧れの「マイドレス」が叶う、元町のウエディングドレスショップ「Jellish(ジェリッシュ)」

  • PR

ここはローマ下町のトラットリア!? 本格的なローマ料理を気軽に楽しめる「リオス ボングスタイオ」

  • PR

味にこだわるガンコ店主が開発。極上カレー「和都ノ屋カレー本舗」。できたてのカレーをお届けします!

  • PR

マンガ読み放題!? 高速ドライカットがイチオシの“コミックカフェ” みたいに寛げる「re:mix」

  • PR

みんなのキニナル投稿募集中!!

はまれぽ編集部が
キニナルことを調査してお答えします!!

  • 12月15日の正午頃、上大岡駅前商店街のアーケード中間付近にある飲食店で火事がありました。この火事で...

  • 平成31年3月3日、京急大師線の東門前〜小島新田が地下化されますが、産業道路駅に3番線があった頃、駅...

  • 神奈川東部方面線の正式名が 新横浜駅を境に「東急新横浜線」「相鉄新横浜線」に決定したそうです。短い区...

あなたはどう思う?

年末年始はどこで過ごす?

最近のコメント

アクセスランキング