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横浜・栄区の限界集落化、その実態と解決策は?

ココがキニナル!

横浜栄区の限界集落がニュースに!自然保護団体の反対を受け環状南線や上郷開発など取り組みが遅れ、限界集落にまで至ってしまった?非常に不安です。栄区長に対策を聞いて欲しいです(jjjさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

確かに栄区の一部地域は目立って高齢化率が高いが、現地を取材すると「限界集落」という負のイメージはない。とはいえ、官民一体の高齢化対策への取り組みは、現在さまざまな形で進行している

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2019年05月31日

ライター:結城靖博

1965~1975(昭和40~50)年代の郊外丘陵地の大規模宅地開発で人口が急増し誕生した栄区。
その南部に位置する典型的な開発地の一つ、桂台南(かつらだいみなみ)1・2丁目が、先ごろマスコミに「限界集落」として取り上げられた。
最寄り駅(本郷台か港南台)から歩けば40~50分はかかり、バスか車が必須。しかし、だからこそ緑豊かで、広い敷地の戸建て住宅が並ぶ閑静な住宅街でもある。
 
「限界集落」とは、地方の過疎地で65歳以上の人口が50%を超えた場合に定義される。この水準を上回る高齢化率が、横浜市内の住宅地に急増しているという。
主な原因は、同時期に同世代がいっせいに住み始め、かつ次の世代が地域を離れてしまうケースが多いからのようだ。
 
果たして、「限界」という負のイメージで名指しされた町の実態はどのようなものか? 平成から令和へ、元号またぎの超大型連休で世間がにぎわう5月初め、現地取材におもむいた。
 
 
 
10連休中の桂台地区を訪ねる
 


東西にのびる富士見通りを境に北側が桂台中(かつらだいなか)、南側が桂谷南1丁目

 
取材は桂台地区中心部のバス通り、「富士見通り」周辺でおこなった。
 


桂台地区の高台を貫く富士見通り。左手奥の緑地が桂山(かつらやま)公園

 


公園敷地内には子どもたちのためのログハウスがあり

 


新緑に囲まれた開放的な広場があった

 


桂山公園の左隣りにはイトーヨーカドー

 


イトーヨーカドーの左には桂台保育園

 


保育園の隣りには生活介護事業所「訪問の家・朋(とも)」

 


その隣りに桂台地域ケアプラザ、地域活動ホーム「サポートセンター・径」

 


さらに富士見通りをへだてた「径
(みち)」の向かいに桂台小学校があり

 


小学校の隣りにはテニスコートもあった(富士見通りの裏側から撮影)

 
テニスコートでは地元住人らしき方々が何組も楽しそうにラリーを繰り広げていた。見たところ年齢層には幅がある。
そして、テニスコートの背後に、桂台南1丁目の閑静な住宅地が広がっていた。
 


広い敷地に個性的な大きな家が建ち並ぶ

 


どの家の植木も見事に整えられている

 
奥にまた公園らしき木々が見えるので、近づいてみると・・・
 


住宅地に囲まれた可愛らしい公園があった

 
公園の名は「ゆうもや公園」。奥のすべり台で、二人の幼い子どもたちを遊ばせている父親らしき人がいたので、声をかけてみた。
男性は42歳。公園近くの戸建て住宅に引っ越してきてまだ2年だという。子どもたちは、幼稚園年長組の姉と年少組の弟。明るくて元気な二人だ。パパと遊ぶのが楽しくてしかたがない様子。
単刀直入に「限界集落」について男性に尋ねると、にこやかに答えてくれた。
「ニュースは知っています。でも、そんな危機感は正直言ってないですね。港北区の東横線沿線の町から移ってきたのですが、以前住んでいた場所と比べると、ここは静かで緑豊かで子育てもしやすいし、快適に暮らしています」
バスで大船まで行き、東海道線1本で都心に通っている。通勤時間は1時間10分ぐらいだそうだ。
 
話の最中、男性が筆者の背後に向かって手を振った。
振り返ると、そこに年配の男性が立っていて、笑みを湛えて子どもたちに近づいてきた。「おやおや、ずいぶん大きくなったね」と言って子どもたちの頭を撫ぜる。
初め、家族なのかと思ったが、その口ぶりからしてそうではないようだ。訊けば、ご近所に住んでいる方だという。
 


実の祖父と孫たちが遊んでいるとしか見えない光景

 
「地域のコミュニケーションがとても豊かなので、安心して暮らしていけるんですよ」
おじいさんと子どもたちの楽しげなやりとりに目を細めながら、男性は言った。
 
その後、親子に別れを告げ、公園を立ち去る老人の後を追った。すぐそばの自宅に入るところで声をかけ取材の目的を伝えると、その老人も嫌な顔一つせず応じてくれた。
年齢は80歳。1975(昭和50)年ごろからここに暮らし始め、当初自宅の周辺には今の半分ぐらいしか家がなかったそうだ。
やはり限界集落の話題は承知していて、「しかたがないことだね。でも、最近は少しずつ若い人たちも増えているように感じる。ここは自治会がしっかりしていて、緑化運動やまちづくり委員会の活動も盛んだし、自分は住みやすいと思っている」と言う。
「勤めていたころは『陸の孤島』と思うこともあったけど、仕事をやめてからは快適だよ」と笑った。また、イトーヨーカドーの存在は大きいという。「あれがなくなったらちょっと困るけど、今のところ大丈夫みたいだね」
 
住宅地の中を一回りして、ふたたび桂山公園へ戻る。
 


「子供ログハウス・ロッキー」の中からは、子どもたちの歓声が聞こえてきた

 


ログハウス前の藤棚の下のベンチに腰掛ける女性が気になる

 
たくさんの荷物を両側に置き、ベンチにずっと座っている女性。荷物の多さが目にとまり声をかけてみると、ログハウスで遊ぶ子どもたちの荷物番をしているお祖母さんだった。
女性は70代。住まいはここではなく、桂台の南東に接する町・野七里(のしちり)。時々孫たちを桂山公園で遊ばせたり、イトーヨーカドーで買い物をするために来るという。
野七里も丘陵地に開発された住宅地だ。40年ほど前からそこに住んでいる女性に、地元の現状をお尋ねした。
 
野七里は高台の住宅地の中に「ネオポリス商店会」という商店街があるそうだ。ただ、今はほとんどの店が閉まり、「あった」と言うほうがいいような状況だという。理由は後継者不足だと、その女性は言っていた。
今は買い物のたびにバスで港南台に出るか、車で港南台の「ロピア」やここ(イトーヨーカドー)に来るという。
「年を取って運転をやめる人も増えているの。でも、バスは渋滞が多くて定刻より10分、15分遅れるのが当たり前。だから桂台の人たちはまだ恵まれているのよ。すぐそばにイトーヨーカドーがあるんだもの。まあ、お店は前よりずいぶん縮小しちゃったけどね」
 
女性と別れてから、イトーヨーカドーを覗いてみた。
確かにツーフロアーの2階は、ダイソーとサンドラッグが大半を占めていて、イトーヨーカドー自体の日用品売り場は肩身が狭そう。食料品の1階が主な売り場という印象だ。とは言っても、百均やドラッグストアがあるのも、住民にとってはありがたいことだろう。
 
いずれにせよ、「限界集落化」がメディアで報じられた桂台の印象は、決してネガティブなものではなかった。「緑豊かなゆとりある郊外住宅」――現段階では、まだこの地域にはそんな言葉のほうがふさわしいように感じられた。
 
 
 
「ネオポリス商店会」を探しに野七里へ
 
その後、桂山公園の女性に聞いた「ネオポリス商店会」を訪ねて野七里へと向かった。
 


赤いエリアが野七里1丁目

 
桂台同様、丘陵地に広がる野七里1丁目の住宅地。ここは、西側に大きな「上郷西ヶ谷(かみごうにしがや)ハイツ」の団地群があり、東側に戸建て住宅が並ぶのが特徴的だ。
桂山公園の女性からは、商店街の詳しい場所を聞いていなかった。見たところ、辺りに商店街らしき景色はない。だが、団地の近くを歩いていた年配の女性に訊いてみると、すぐに教えてくれた。目と鼻の先の「野七里一丁目」交差点付近が商店街だという。
「でも、今はもうほとんどお店はないですよ・・・」と言い残して、女性は去っていった。
 
さっそく交差点へ行ってみる。
 


民家が並ぶ「野七里一丁目」交差点付近。商店街はどこだ?

 
しかし、信号の先、左手をよく見てみると・・・
 


店らしき建物が何軒か並んでいる。「魚正」という表示も

 
だが、ここは「商店街」と言えるのだろうか。
 


反対側から見てみると・・・

 
一番右の店以外すべてシャッターが下りている。休日だからかもしれない。閉店しているか否かは定かでない。が、右端の店もちょっと中に入るのがはばかられ、様子だけ記録にとどめその場を後にした。
 


野七里周辺の住宅地

 
幅広い道路できれいに区画整理された丘陵地は、大きな戸建ての住宅ばかり。けれども、なだらかな下り坂が終わる交差点「八軒谷戸(はちけんやと)」の角に生協のスーパーがあり、道路のはす向かいには、書店とコンビニもあった。
 


ユーコープ上郷(かみごう)店

 


文教堂書店とセブン‐イレブン

 
高台の閑静な住宅地の中に「ネオポリス商店会」と名乗る区域が存在していること自体が、今となっては不思議な気がする。だが八軒谷戸の交差点までは、歩けばそれなりの距離があるし、生協からの帰りの上り坂は、やはりお年寄りにはきついだろう。


 

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