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2018年に大きく変わる瀬谷駅南口、再開発計画の内容は?

ココがキニナル!

相鉄線瀬谷駅南口の都市計画が決まったけど、どのように再開発されていくの?(はまれぽ編集部のキニナル)

はまれぽ調査結果!

地権者らとの調整もあるが、早ければ2018年度末に住宅・商業施設・公益施設を兼ねた建物を建設。地元住民はにぎわいをもたらす施設や道の拡幅を希望

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ライター:はまれぽ編集部

24年越しの計画



横浜市は再開発を進める相鉄線瀬谷駅南口について、都市計画をまとめた。1991(平成3)年に初めて街づくり協議会が発足してから24年。「魅力ある横浜の西の玄関口」を目指し、計画が動き出した。
 


再開発計画がまとまった瀬谷駅南口
 

計画では駅前広場などの都市基盤を整備して防災性を高め、駅前にふさわしく商業施設と都市型住宅を集積させて、にぎわいあるまちづくりを目指す。

瀬谷駅南口はどのように生まれ変わるのか。これまでの経緯や展望について、横浜市都市整備局市街地整備部市街地整備推進課の橋詰勝彦(はしづめ・かつひこ)課長と蓬田央(よもぎだ・ひさし)さんに伺った。
 


対応してくれた橋詰課長
 

橋詰課長によると、最初に瀬谷駅南口再開発の動きがあったのは前述のように1991年。当時は「瀬谷駅南口街づくり協議会」として、瀬谷駅南口から厚木街道までの約30ヘクタール(30万平方メートル、横浜スタジアム11.4個分)が対象地域だった。

その後の話し合いで駅周辺の約2.8ヘクタール(2万8000平方メートル)を「A地区」として再開発する方針を固めた。
 


当初の予定とA地区
 

さらに地権者や建物所有者らとの協議を経て、2013(平成25)年6月に「A地区」の西側約1.0ヘクタールを「A地区第1街区」の開発をする市街地再開発準備組合を設立した。
 


ピンクの部分が今回再開発を進めるエリア
 

計画では、瀬谷駅南口地区は「特に一体的かつ総合的に市街地の再開発を促進すべき相当規模の地区」であり、市は魅力あるまちづくりのため、住居や商業施設を集めて駅前空間の再整備を図るとしている。
 


再開発のイメージ(提供:横浜市)
 

今後は2017年度に着工し、2018年度末の工事完了を目指す。総工費は現段階の概算で約120億円。鉄筋コンクリート造で地上10階・地下1階。相鉄本線の線路側(北側)に商業・公益施設、道路側(南側)に約120戸の共同住宅になる見込み。
 


建物南北断面図のイメージ
 

道路についても現在の4~6メートルの幅員を14メートルに拡張し、歩道も整備。バスやタクシーが待機できる駅前広場も整備する。