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新たな「橋」も整備予定!? 開発進む新港ふ頭の「横浜ハンマーヘッド」はどうなる

新たな「橋」も整備予定!? 開発進む新港ふ頭の「横浜ハンマーヘッド」はどうなる

ココがキニナル!

ハンマーヘッドですが、少し前から工事現場に看板が立っていて、ホテルやレストラン街が入るようですが、全容は明らかにされていないので、是非、調査してもらえませんか。(たかし君さん/masa0113さん)

はまれぽ調査結果!

新港ふ頭客船ターミナル「横浜ハンマーヘッド」の商業施設には、ワインバーやクラフトビールレストラン、さらにはラーメン店など約20店舗が入居予定!

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ライター:はまれぽ編集部

以前も進捗状況をお伝えした、みなとみらい21新港地区で進む「横浜ハンマーヘッドプロジェクト(新港ふ頭整備事業)」。

新港ふ頭に海外からやってくる豪華客船が停泊できる新たな桟橋や、入国管理を行うことができる客船ターミナル施設を整備するこの事業。2019年秋の開業に向けて、建物の躯体はすっかりできあがっているようだ。
 


5階建てターミナルの全容が明らかになってきた

 
横浜市としては、この客船ターミナルができることで、みなとみらいを玄関口に海外から更なる集客を図ることができ、世界的なブームとなっているクルーズ船を誘致するための大きな武器になる。
 


コンクリートを流し込み、秋の開業に向けて作業が進む

 
とはいえ、やはり横浜の一般市民としてキニナルのは、客船ターミナルと共に開業する「商業施設」の存在だ。
横浜赤レンガ倉庫、MARIN&WALKといったオシャレな施設に加えて、新たな集客の目玉が完成するとなれば、見逃すことはできない。「横浜ハンマーヘッド」には、いったいどんなお店が登場するのだろう。
 


完成まで約半年、工事現場には新たなイメージ図が掲示されていた

 
ターミナルと同時に開業する商業施設は、「ハンマーヘッド イート&テラス」というのが正式名称のようだ。

代表企業である横浜モアーズなどを運営する「横浜岡田屋」の発表によれば、飲食を中心に20店舗が入居する予定で、1階部分にはコンビニ、ファーストフード、カフェやラーメン、フードコートなどが登場する。
 


周辺施設との相乗効果にも期待がかかる

 
2階部分は海に面するテラス席として、ワインバーやハンバーグレストランなどの食事を楽しむことができるお店が入るほか、1~2階にメゾネットでクラフトビールレストランが出店するという。みなとみらいの夜景をバックに、海沿いテラスのレストランでちょっと一杯、なんて使い方ができるのかも!?
 


内装はもちろんこれから整備が進む

 
この「イート&テラス」には地元横浜のお店が入るという情報もあるものの、これまでの発表では具体的な名前は上がっていない。
いったいどんなラーメン屋さんが新港地区に乗り込むことになるのだろうか。
 


やはり「横浜らしさ」があってほしい
 

今回、横浜岡田屋の担当部署にも具体的な出店計画についても取材を試みたが、「現時点では詳細はお伝えしていません。5月の大型連休後に、改めてお知らせできる予定です」とのこと。5月までもう少しだけ想像を巡らせておこう。
 


ハンマーヘッドクレーン周辺は、駐車場や広場になる予定だ

 
また、ハンマーヘッドプロジェクトでは、客船ターミナルの裏手、敷地の海側に「ハンマーヘッドパーク」やプロムナードを整備する計画も進行中。シンボルである「ハンマーヘッドクレーン」を中心に据えた憩いの場となる予定で、こちらの完成イメージ図も発表されている。
 


ターミナルから直接広場に出られるような構造(横浜市港湾審議会資料より)

 
一方、客船ターミナルの整備に合わせて、周辺の開発も進む。特に影響が大きそうなのが、新港地区から臨港パークに繋がる新たな「橋」(歩行者用デッキ)ができることだ。
 


青い矢印が新たな歩行者デッキ予定地(横浜市港湾審議会資料より)
 

カップヌードルミュージアムから連続する遊歩道ができる(横浜市港湾審議会資料より)
 

予定地を新港パーク側から見ると、パシフィコ横浜に向かって「橋」が架かるイメージ
 

この歩行者用デッキは、みなとみらい中央地区と新港地区をつなぐ「国際橋」よりも海に近く、臨港パークとカップヌードルミュージアムパーク(新港パーク)をつなぐような形で整備される予定。
 


臨港パーク側から見た橋の予定地。奥には建設中の客船ターミナルが見える

 


現在は、国際橋に迂回しなければ臨港パークには行けない

 
これにより、休日に通行人があふれる「国際橋」の混雑緩和や、赤レンガ倉庫やカップヌードルミュージアム方面へのアクセス向上が見込まれるのだという。
 


ハンマーヘッドクレーンから伸びる桟橋。ここに世界から豪華客船がやってくる

 
この新たな歩道橋について、横浜市は2020年の東京五輪開催までに整備を進めたい意向。横浜ハンマーヘッドの開業に少し遅れての完成ということだが、臨海部の更なる発展を象徴する懸け橋といえそうだ。



取材を終えて

横浜市では、桜木町駅前から汽車道に沿うようにロープウェイを走らせる計画も動き出しており、赤レンガ倉庫周辺の新港地区はこれからますますにぎわいが加速するエリア。

「横浜ハンマーヘッド」にはインターコンチネンタルホテルが運営するラグジュアリーな宿泊施設(約200室)も同時開業する予定で、こちらからも目が離せない。

歴史あるハンマーヘッドクレーンを擁する新たな施設が、どんな魅力をもたらすことになるのか。更なる発表を心待ちにしたい。


ー終わりー


 

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  • ヴァーチャルでも良いからハンマーヘッドクレーンを動かせるアトラクションがあれば嬉しい。

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