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みんなのキニナル

    国道1号線沿い、原宿交差点の近くにある『西横浜国際総合病院』。戸塚区なのに、なぜ西横浜?国際総合病院って?キニナル…。ぜひ、調査よろしくお願い致します。

    みゆみゆさん

    麻婆茄子は横浜生まれの四川料理アレンジらしい。真相は?

    山下公園のカモメさん

    昨年末大事件を起こした富岡八幡宮の分社ですがその後続報もなく忘れ去られるのでしょうか?この事件を横浜の本宮ではどうとらえているのか?取材してもらえませんか。横浜も一族相伝なんですかね?実態は神社も寺社...

    さくらさくさん

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横浜人にインタビュー
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横浜のココがキニナル!

横浜が登場する映画というと、真っ先に思い浮かぶのは『天国と地獄』や『あぶない刑事』『私立探偵濱マイク』シリーズあたりだろうか。しかし、もちろんそれ以外にも横浜が出てくる映画はいくつもある。

はまれぽ調査結果

映画で見た横浜を訪ねる #1『世界大戦争』
(1961年『世界大戦争』監督松林宗恵/主演フランキー堺/東宝)

ライター:永田 ミナミ (2017年05月05日)

映画で見た横浜を訪ねる #1『世界大戦争』

横浜が登場する映画というと、真っ先に思い浮かぶのは『天国と地獄』や『あぶない刑事』『私立探偵濱マイク』シリーズあたりだろうか。しかし、もちろんそれ以外にも横浜が出てくる映画はいくつもある。


そんな作品を紹介しながら、劇中に登場するかつての横浜に出かけてその場所の今を見に行ってみる企画。


今回の作品は、1961(昭和36)年公開の『世界大戦争』 (監督 松林宗恵/主演フランキー堺/東宝) である。


時代は1961年。日本は戦後16年が過ぎ岩戸景気に沸いている。一方、世界は東西冷戦構造を思わせる「同盟国」と「連邦国」がそれぞれ核兵器を盾に対峙し、世界各地で一触即発の気配を漂わせている。



「日本国民の悲願も空しく人類最後の時は来た!」と「THE LAST WAR」が内容を暗示する 


戦後、外国人記者のプレスクラブの運転手として働く田村(フランキー堺)は仕事熱心で、日々生活が豊かになっていくことに復興の喜びを感じていた。

ある日、娘の冴子(星由里子)が田村に、自宅2階に下宿する外国船通信員の高野(宝田明)と結婚したいと告げる。田村は驚くが、妻のお由(乙羽信子)がすでに2人を応援していることを知り、田村もまた賛成する。

一方、世界では北緯38度線で小規模ながら核ミサイルでの衝突があり、さらにベーリング海でも武力衝突が発生。連邦国、同盟国はともにミサイル基地の発射準備を進める。

核戦争への緊張が高まるなか、冴子は翌日に出航をひかえた高野がいる横浜へ向かう。そして2人は、戦争によって幸福な未来が引き裂かれる不安を搔き消すように、高野の帰国後すぐに結婚式を挙げようと誓うのだった。



そんな冴子が高野と待ち合わせるのが山下公園である(永田画)


2017年春、そのシーンと同じアングルで氷川丸を眺める



2017年春、横浜・山下公園


4月中旬のよく晴れたこの日、冴子のベンチが置かれていたその場所には、開催中の花と緑の祭典「第33回全国都市緑化よこはまフェア (ガーデンネックレス横浜2017) 」の花壇が置かれ春爛漫であった。

氷川丸は1960(昭和35)年に引退し、翌年山下公園に係留されたので、劇中の姿は係留された直後のものである。船体の色が明るく見えるのは係留後にエメラルド・グリーンに塗り替えられたためで、船体はその後、青く塗装された時期を経て、1980年代後半に日本郵船時代と同じ黒色に塗り替えられ現在に至る。


劇中画面の右上部を覆う木の葉はこの切株のものだろう 

戦争が巨視的に語られるとき、個人の存在は希薄になる。一方で戦争に愛しい人を殺された人はその非情さに絶望する。


戦争において常に存在するこの巨視と微視の視点を対極的に配置し「一方そのころ」と交互に展開しながら世界の終末を描いたのが『世界大戦争』である。

現在、冷戦はすでに過去のものとなったが、北朝鮮がミサイルを乱発し、米軍がシリアにミサイルが撃ち込み朝鮮半島近海に空母を展開する現在の情勢は、劇中の1961年と同じように見えた。

それだけに、インターネットによって、世界中どこにいても相手の顔を見ながら話せるいま、高野の部屋の無線機で「サエコ・サエコ・コウフクダッタネ」というモールス信号を受け取った冴子が「タカノサン・アリガトウ」と打ち返し泣き崩れるシーンは、強く訴えかけてくるものがあった。 
 

トンとツーのなかに船上の高野への想いを込めるしかなかった時代である(フリー画像)
 

世界の破滅を意味する無数のミサイルが発射されたことを知った田村と家族は、どこに逃げてもむだだといつものように食卓を囲み団欒の時を過ごすが、冴子の一言をきっかけに家族は悲しみと絶望に包まれる。

田村は物干し台に上がり、破壊を待つ東京の街並みに向かって「母ちゃんには別荘を建ててやるんだ! 冴子にはすごい婚礼をさせてやるんだ! 春江はスチュワーデスになるんだ! 一郎は大学に行かせてやるんだ! 俺の行けなかった大学に……」と叫び涙に暮れるのだった。

円谷英二が担当した特撮シーンは迫真と同時に独特な温かみをもたらし、それが画面において救いともなっていた。そして、核ミサイルに怯え恐慌に陥った東京を逃げ惑う人々に和装の人が多いのも印象的だった。

そうこうしているうちに北朝鮮はまたミサイルを撃った。正確に言えば撃ち損ねたわけだが、穏やかな日常に忍び寄る戦争の影はいつでもこのようにさりげなく、あっけないのかもしれない。 

  

用心したいものである

 
―終わり― 

 

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ushinさん2017年05月08日 22時48分
絵空事と思えねーーーー!でも、そういう現実をちょっと実体験してみたい気も・・・(真上に落ちるというのは抜きでw)
そう思う 0 そう思わなかった 5
Hoochie Coochie Manさん2017年05月06日 20時30分
怖い話ですネ
そう思う 4 そう思わなかった 3
羽後人さん2017年05月05日 13時00分
昔、オールナイトでこの作品(英語字幕付き)を一度観たことがありますが、星由里子さんが可憐だったのが印象に残っています。横浜のシーンは記憶になかったので、ここにこの作品が紹介されたことに驚いています。平和ボケのままではいられなくなってきた今、もう一度鑑賞したい作品だと思いました。
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