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3000匹のサンマが振舞われた「南部市場まつり」の様子は?

ココがキニナル!

南部市場で行われた復興支援イベント「南部市場まつり2011」はどんな様子だったんですか?

はまれぽ調査結果!

サンマ3000匹が振る舞われ大盛況!南部市場のスタッフ、宮城から来たスタッフ、ボランティアの方が一致団結して盛り上がりを作っていた。

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ライター:ワカバヤシヒロアキ

前回は一昨年前に行われた南部市場まつり。

今年は「食べて応援しよう東北 南部市場から元気を!」と題し、「南部市場まつり2011」が10月23日(日)、金沢区鳥浜町の南部市場にて開催された。
 


イベント開始の午前8時、既に相当な人数の来場者がある


震災以降、南部市場では宮城県の漁港である女川と気仙沼に支援物資を送るなどチャリティイベントを実施してきた。今回のお祭りは、少しずつ復興しつつある両漁港からのお返しの意味を込め、サンマを振る舞う、「サンマ祭り」が目玉となる。



開場直後の様子


 


開場直後にはいたるところで、無料記念品が配られていた


市場の敷地内、いたる所にテントが並んでいる。東北関連のものだけでなく、金魚すくいやお好み焼き、たこ焼きなどいわゆるお祭り屋台と市場特有の水産物が混在し、早朝から賑わいを見せていた。
 


普段、お店が並ぶアーケードでは、軒先で物品が販売されている

 


テントでは様々な屋台が並ぶ
 

一番奥のコーナーでは、とれたての魚介類が販売されていた


お店のスタッフもある程度流動的で、南部市場の方、ボランティアの方、宮城から来ている方などが一緒になって働いているようだ。
 


魚介類のコーナーでは店員さんお元気な声が響き渡っていた


訪れた方は海産物がお目当てという人が多く、早朝から多くの人がどたばたと駆け回っていた。皆、新鮮な魚を見つけようと必死なのだろう。
 


たくさんの買い物ができるようキャリーバッグを持った人が多かった


サンマ祭りには行列が!



さて、今回の目玉であるサンマの配布。おそらくこれを楽しみに来ている人も多いのだろう。相当な行列ができていた。
 


まずここで整理券を受け取る


用意されたサンマは推定3000匹とのこと。それらは全て無料配布されるが、整理券の引き渡し場所には義援金のボックスが置かれている。皆、被災地の復興を願いながら整理券を受け取っているように思えた。

ちなみに、この整理券を受け取るだけでもすごい行列を並ばなければならない。
 


ボランティアの方やスタッフの方が、サンマの塩焼きを作っていく


その間、延々スタッフの方がサンマを焼いていた。相当な数を焼いているので、煙もすごかったが見ているだけで食欲をそそられる、
 


サンマ受取の最後尾、ひっきりなしに人が並ぶ


私もサンマが食べたかったのだが、これに並んでしまうと取材ができなくなるためサンマを手に入れることは断念。代わりに、食べている方に感想を聞いてみた。
 


会場で配布されたサンマの塩焼き


横浜市内から訪れ、娘さんを連れたお父さんは「美味しいですよ。外で食べるのも良いですね」と話す。同様に、娘さんも「美味しい」と言っていた。

イベントのコンセプトとしては「サンマは、宮城からのお礼」かもしれないが、食べたサンマに「美味しい」と思う気持ちはごくごくシンプルな感情だ。こうした小さな幸せを交換することで、大きな笑顔と元気が生まれるというのは実に素晴らしい。