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「元町」の道路標識が黄色と黒の理由を教えて!

ココがキニナル!

信号機についている標識って普通青と白ですよね?昨日旅行で元町を歩いていたら、黒と黄色の標識が付いている信号機をみつけたんです。なぜ黒と黄色なの?(けんけんさん、Aloha.Rickyさん)

はまれぽ調査結果!

元町のまちづくりに合わせて景観に配慮した結果と思われるが、元町にも市にも文書は残っていないので正式な理由は不明

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ライター:はまれぽ編集部

黄色と黒!?



普段何気なく目にしている道路標識。その子細を思い出せと言われれば・・・。

はて、たしかに投稿にあるよう青と白のような気もしてくる。さりとて、黄色のイメージはないようにも思う。こういう場合は迷っていても仕方がないので、とりあえず現場に向かうことが先決だ、とばかりに早速現場に向かう。
 


直進あるのみ!

 
その途中に意識して看板を見てみると・・・
 


白ベースに青文字だ

 
特定の観光スポットを表示する看板もこれと同じ感じ。
 


目指す「元町」も白ベースに青文字

 
また、これとは逆に行き先を案内する看板は
 


青ベースに白文字

 
なるほど、こうみると「青と白」が一般的なのだろう。
事実、国土交通省のホームページにも1960(昭和35)年に施行された「道路標識、区画線及び道路標示に関する命令」でも「夜間の視認性が高い『青地に白文字』の配色を採用した」とある。

しかし、そのまま目的地の元町へ向かって行くと・・・
 


確かに黄色い! 黒い!

 
よく見ると文字は黄色というよりはオレンジに近いだろうか。ベースも黒というよりはダークブラウンといった感じだ。
だが、山手方面に向かって50メートルほどで見えてくる次の交差点の標識はというと・・・
 


白ベースに青文字だ

 
一方、反対の山手から関内方面に目を向けみる。
 


「一般的」な看板からみると異質
 

実際に「黄色と黒」なのはこの2ヶ所のみ

 
青、白、茶色、黄色(ひょっとしたらオレンジ)、黒(見る人によってはダークブラウン)と、色がいろいろ入り乱れて段々意味が分からなくなり始めた。
 


どっちに進んだらいいでしょう・・・

 
ともあれ、現場の様子が分かった。

となると、次は交通標識の管理を行っているところに話を聞かなければ、ということで横浜市道路局施設課にお話を伺った。
 


教えて! 施設課さん!

 
経路や地点を示す「案内標識」は主に国土交通省、都道府県、市町村など道路管理者が設置することとなっており、同課は標識の維持管理などを行っている。

そこで同課に取材の内容を伝えたところ、設置者を含め、関係各所に確認してみるとの回答。
しかし、後日いただいた施設課の回答によると「設置経緯や設置者、なぜあのような色合いにしたのかという点について、はっきりしたことは文書に残っていなので分かりません」とのこと。

ここで一気に取材速度が下がり始める。
 


これ以上先に進めないのか・・・

 
と思った矢先、担当者の方が「あくまで推定ですが」ということで話を続けてくれた。