サーフボードに乗って大岡川を流れる謎の集団に突撃取材!
ココがキニナル!
大岡川で行われているSUPに興味があります。取材してきてください。(ebanさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
日本には10年前に上陸したハワイ発祥のスポーツSUP(サップ)」。優雅に景色を楽しむスポーツを体験。
ライター:クドー・シュンサク
果てしない。果てしないとは、こういうことか。何度も言っている、「俺は泳げない」。
「川でぇ~、なんかボードに乗ってやるスポーツみたいなんですよぉ~・・・いっちゃいましょおー!!」。
山岸さんでした。
SUPに挑戦で~す。
日本に上陸して10年「SUP」
まず、SUPとは。正式名称はスタンド・アップ・パドル・サーフィン(Stand up paddle surfing)。この3つの頭文字をとってSUP。大きなサーフボードに乗り、オールを使って漕ぎ進めるハワイが発祥のウオータースポーツ。これを大岡川でやっているという。
やってきました大岡川
あの人たちかな
京急日ノ出町駅から大岡川沿いを歩いていると、SUPをしているらしい人たちを発見。
お近づきに
この下にいる
話しかけるととにかく気さくな人たちで、「横浜SUP倶楽部」のみなさんだった。
取材日は、午前中にこの大岡川桜桟橋から磯子まで約1時間半SUPして磯子で食事をとり、帰ってきたとのこと。
「横浜SUP倶楽部」のみなさん
「横浜SUP倶楽部」の活動は、なんと毎日。朝の早い時間を中心に毎日SUPしているという。深田さんという女性は出勤前に毎日早朝SUPを欠かさずやっている、とのこと。
それと月に一度は大岡川の清掃も行っている。SUPをやるうえで怪我のもとにもなるということで護岸につくカキやフジツボなども除去している。
クリーンな活動をされています
「横浜SUP倶楽部」のメンバーは現在約10名。地元中心の口コミで広がった人で構成されている。SUPの魅力について聞いてみると「水に浮かんだ気持ちよさと適度な運動量、あとはこういう川でやると景色の移り変わりがとてもいいですね。ここだとみなとみらいまで行く景色なんて最高です」とのこと。
「横浜SUP倶楽部」代表の柿澤(かきざわ)さんからお話を聞く
柿澤さんは「目に見えて実感できるくらい、大岡川の水は綺麗になっています。臭いと透明度がそれを物語っています。スズキが獲れるんですが、美味いですよ(笑)」と話す。
ポイ捨て
やめましょう
これがSUPのボード
これがオール
「じゃあ、やってみましょうか、はまれぽさん!」と柿澤さん。SUP発祥のハワイではなく、北米やヨーロッパ、そして日本では運河や河川で楽しむのがいまは主流。その楽しさを体感してほしいとのことですが、「泳げないんですが大丈夫ですか?」と柿澤さんに尋ねた。すると「はまれぽさんは大丈夫」という、逆にトンチの効いた答えが返ってきた。
「大丈夫大丈夫(笑)」「そーですかねぇ・・・(笑)」
「おーっ! やっちゃいますか、ふぅー!!」とうるさい山岸。こういう時、本当に腹が立つ。
深田さんから
簡単なレクチャーを受けることに
一緒にSUPしてくれるということで少し安心。「はまれぽやってると、本当にいろんなことやることになるな」と思いながら、SUPの準備に入る。
ちょっとワクワクしてきた