年に3日しか販売しない横浜文明堂の「じゃがどら」、その入手方法とは?
 ココがキニナル!
ココがキニナル!
カステラで有名な文明堂の保土ヶ谷店で、じゃがいもを使用したあんこのどら焼きが売られているとのこと。実際に行ってみましたが見当たりません。どういうことかキニナル。調べてください。(HIDE.PDさん)
はまれぽ調査結果!
「保土ケ谷宿場まつり」「ほどがや区民まつり」の各特設ブースで、開催日のみ限定販売されていたため。今年からは当日に限り、店舗販売も開始する
ライター:河野 哲弥
	幻のどら焼き、「じゃがどら」を追って
	
	投稿によれば、「じゃがいもを使用したあんこのどら焼き」があるそうだ。
	季節限定商品のようなものなのだろうか。この疑問を文明堂に問い合わせてみたところ、保土ヶ谷店で取り扱っているものの、店舗では販売していない商品とのこと。
	いったい、どういうことなのだろう。さっそく取材を申し込んでみることにした。
	 
	
	JR保土ケ谷駅すぐそば、同社保土ヶ谷店にて待ち合わせすることに
	
	店舗で待っていてくださったのは、文明堂営業部の斉藤さん。
	入手方法とともに、誕生の経緯や、ほかの季節限定のどら焼きなどの情報も伺ってみることにしよう。なお、店舗の正式な名称は「保土ケ谷店」ではなく、小文字の「ヶ」を使った「保土ヶ谷店」になるので、地名との表記が混ざることをご了承いただきたい。
	
	
	
	入手方法が明らかに
	
	「ジャガイモを使ったどら焼きの名前は、『じゃがどら』といいます」と斉藤さん。この商品は、1年で3日間、しかも特定のイベントだけで販売されるらしい。これらのイベントブースでしか販売していなかったため、投稿者が来店しても、見つけられなかったのだろう。
	 
	
	保土ヶ谷店店内の様子、確かに「じゃがどら」は見当たらない
	
	斉藤さんによれば、今年の販売計画はすでに決まっていて、以下のとおりとなる。
	・10月13日(日)、14日(月・祝)、保土ケ谷駅西口商店街で行われる「保土ケ谷宿場まつり」
	・10月19日(土)、県立保土ケ谷公園で行われる「ほどがや区民まつり」
	 
	
	これが「じゃがどら」、1個150円(画像提供:文明堂)
	
	焼き印に、保土ケ谷区の鳥「カルガモ」をイメージして区が定めた「カルガモ・カールズ」のマークを採用した「じゃがどら」。
	「保土ケ谷宿場まつり」では、両日合計で500個、「ほどがや区民まつり」では1日800個をそろえて、皆さんの来場をお待ちしているとのこと。なお、「保土ケ谷宿場まつり」で出店するブースの場所を教えていただいたので、ぜひ参考にしてもらいたい。
	 
	
	左手、茶色のマンションの駐車場近辺を予定
	 
	
	「助郷会所跡」の碑と独特の自動販売機が目印。この向かい側に出店
	
	また、今回のような問い合わせが増えてきたこともあり、今年から店舗販売も始めるそうだ。だが、商品は日持ちがしないため、10月13日(日)と14日(月・祝日)で合計100個、19日(土)で100個の販売を予定している。この3日間を逃すと、次のチャンスは来年となってしまう。
	
	それにしても、どうしてこのような販売の仕方をしていたのだろう。その理由は、「じゃがどら」の誕生と関係があるようだ。
	
	
	
	 






