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経営が厳しい? 「東京湾フェリー」の東京湾周遊60周年特別クルーズを体験レポート!

ココがキニナル!

5月14日に「東京湾フェリー」60周年特別クルーズの運行が。満席・キャンセル待ちで残念。次回はあるの? 経営厳しい東京湾フェリーを盛り上げる為にも調査を(よこはまいちばんさん)

はまれぽ調査結果!

「東京湾周遊60周年特別クルーズ」は発売後すぐに完売した人気企画。東京湾クルーズ自体は、毎年5月に開催されていて、来年も実施予定

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ライター:やまだ ひさえ

クルーズでしか見ることができない絶景



クルーズの醍醐味は、普段、見ることができない風景を楽しめることにある。
 


浦賀水道を通過
 

鋸(のこぎり)山(千葉県富津市)が見えてきた
 

見逃がしたくないスポットもショーと同様、ポイントに近づくたびにアナウンスで知らされる。

久里浜港を出港後、最初の見どころは富津市沖にある「第一海堡」と「第二海堡」だ。航路の関係上最初に沖合にある第二海堡が見えてくる。
 


第一海堡
 

船上から見る第二海堡
 

海堡とは、東京湾を敵艦から守るために明治時代末期から大正時代にかけて造られた人工島とのこと。富津市沖には「第一海堡」と「第二海堡」の2つがあり、大砲などが設置されていた。

後部デッキからはクルーズならではの海からの景色を見ることができる。
 


進行方向右側に千葉県の工業地帯
 

後方には浦賀水道
 

左側には横浜の街
 

一度に楽しめるのは東京湾周遊だけの醍醐味だ。

続いての見どころは東京湾アクアラインにある「海ほたるパーキングエリア」。海ほたるから延びている東京湾アクアブリッジを同時に見ることができる。
 


海ほたるとアクアブリッジ
 

海上にのびた橋が独創的な景色を創りあげている。
 


絶景の連続! カメラに思い出を残そうとする人が増えてきた
 

「風の塔」も間近に堪能できる
 

「風の塔」は、アクアトンネル内の排気ガスと換気を目的に造られたもの。青と白のストライプが海上でも目を引く。

「風の塔」を過ぎると最上階にある遊歩デッキに人が増えてきた。クルーズのUターン地点、羽田空港のD滑走路が近いのだ。
 


絶景ポイントを前にデッキに集まる乗客
 

羽田空港D滑走路
 

飛行機の離発着を見ることもできる。さらに羽田沖からは東京スカイツリーを見ることもできる。
 


東京スカイツリー
 

クルーズ船・しらはま丸は羽田沖でUターン。川崎、横浜沖を通過し久里浜港を目指す。

クルーズが終了に近づくにつれ、船上からの絶景を楽しむ人が増えてきた。
 


デッキからの眺めは最高
 

川崎の工業地帯。初めての光景だ
 

みなとみらい地区を望むこともできる
 

富士山バックの横浜ベイブリッジは船上からでしか見ることはできない
 

「普段、見ることができない風景を堪能できた。あそこを知っている。あそこに行ったことがある、と話しができるのも楽しい」と、今回のクルーズの感想を聞かせてくれたのは、横浜市から参加した山本さんご夫妻。非日常を感じさせてくれる海上からの絶景が気に入ったようだ。
 


「楽しかった」と話す山本さんご夫妻
 

船は横須賀港沖を通過
 

クルーズが終わりに近づくと、船内ではクルーズ最後のお楽しみ、抽選会が行われた。
 


乗船券が抽選券になっている
 

60周年特別クルーズの今回は、例年よりも景品が豪華、かつパワーアップしているとのことだ。
 


商品はその場で手渡される
 

抽選会で船内がにぎわっているころ、しらはま丸は観音崎沖を通過。
 


航行する船の安全を見守り続ける観音崎灯台
 

観音崎を過ぎれば、間もなく、出港地の久里浜港だ。
 


4時間のクルーズが終わろうとしている
 

あいにくの曇天に加え、海上は陸地に比べ風が強いのが普通だが、そんなマイナス要素を感じさせないくらいクルーズはスムーズに進み、海上からの絶景をあますことなく堪能できた。

「楽しかった」「海上からの眺めが最高だった」「また来年も参加したい」など、嬉しい感想が多かったのも納得できる東京湾フェリー「東京湾周遊60周年特別クルーズ」だった。



取材を終えて



思いがけず東京湾を再発見、そして、東京湾フェリーの新たな魅力を再認識したクルーズだった。次の機会には親しい友人と一緒に楽しみたい。


―終わりー
 
東京湾フェリー株式会社
本社住所:横須賀市久里浜8-17-5
久里浜港電話:046-835-8855
HP:http://www.tokyowanferry.com/
 

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  • 海堡見てぇ~!

  • 最後から二番目の写真、観音崎灯台ではなく海上保安庁海上交通センターですね。観音崎灯台は美しい白亜の灯台です。

  • 運行直前のキニナル投稿にも関わらず取材ありがとうございます。報道陣枠で乗船取材出来た??? クルーズ企画の大人気は喜ばしいものの、元々2隻体制で運行本数が少なくなっている現状にクルーズ運行の為に乗船客が少ない時間帯とは言え2便の運休は、時間が合わずに乗船を諦めてしまう(アクアラインへ流れてしまう)利用者が出る筈であり、機会損失は非常に残念に思えます。本当なら以前の3隻体制で5月クルーズに加えて夏シーズン夕暮れ時以降にもクルーズ運行されれば営業的にもプラスとなり良いと思うんですけど。3隻体制時は多客時には船の運用に余裕もあった為に臨時便も出ていましたよね? 来年5月は事前告知に注意しながら必ず参加しようと思います。 しかし千葉県の補助による長期的アクアライン暫定割引は東京湾フェリーへの実質民業圧迫でもあり、何とかならないんですかね???

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